プログレス2020年7月号特別版 知りたい!看護医療系 大学・専門学校情報

プログレス7月号特別版 知りたい!看護医療系 大学・専門学校情報

ここがイチオシ!

一口に「看護医療系の学校」と言っても、学校によってそれぞれの特徴があります。最先端の施設・設備が整っている学校、独自のカリキュラムを導入している学校、実習が充実している学校、国家試験合格率や就職率の高さに定評のある学校・・・。各学校の「ここがイチオシ!」という特徴を紹介します。志望校選びの参考にしてみてくださいね。

少人数制ならではの手厚いサポート!植草学園大学

障がい支援と音楽ロボットテクノロジーを活用した「アート&サイエンス」
植草学園大学

理学療法学専攻・作業療法学専攻の定員は各40名。植草学園大学の魅力は、この少人数制ならではの手厚いサポートにあります。少人数制ですが、専任教員の人数は多めです。学生1人ひとりにしっかりと寄り添え、サポートできる環境が整っています。実習などグループ活動の時間が多くなるにつれて、どの学生も自然と友だちが増えていき、わからないところなどを共有し、お互いに知識を高め合うことができます。
また、医療系では珍しく教育系の学部がある大学なのも強み。障がいに対する支援や患者さんとのコミュニケーションなどについて、幅広い視野から学べます。
作業療法学専攻は今年度からスタート!真新しい建物の中に充実した設備や最先端の福祉機器を揃えており、音楽や創作活動、ロボットテクノロジー、ニューロサイエンスを活用した「アート&サイエンス」な先端的作業療法を学ぶことができます。他大学と比較して、学生1人あたりの使用できる評価測定器具が充実しているのも特徴です。
構内には2つの食堂とカフェがあります。安価に利用できるため多くの学生が利用しており、他学部の学生ともここで仲良くなることができます。

健康医療科学部での学び神奈川工科大学

多くの他職種と連携し、地域社会の医療や保健に貢献する
神奈川工科大学

2015年に看護学部を設置した神奈川工科大学では、看護師として生涯成長し続けるための素養を身につけ、地域における医療体制の整備・充実に寄与する人材の育成を進めてきました。今年度の学部改組で「健康医療科学部」が誕生。看護学科、管理栄養学科、臨床工学科に再編し、新たな学修環境を整えています。
高齢化や医療の高度化が進むにつれ、看護師のニーズがますます高まっています。とくに神奈川県は看護師不足が深刻で、本学の看護学科も地域の医療機関の強い要望に後押しされて設置されました。実習生の受け入れについても地域から全面的な協力をいただいており、学生は大学の近くで安心して実習に臨むことができます。
近年、高度医療に即した看護を提供するための論理的思考力や実践力、チーム医療の中で役割を果たすためのリーダーシップや自己表現力が看護師にも求められています。そのため、本学科も「専門職間連携活動論」や「看護研究」など、連携力や思考力を高めるための科目を用意。ほかに工科大学の強みを活かした「看護のための人間工学「」医療機器と在宅技術Ⅰ・Ⅱ」や、大規模災害時の看護を学ぶ「災害看護学」「災害看護活動論」など、独自の学びが待っています。

充実の教育・サポート体制が整っています駒沢女子大学

総合大学ならではの豊かな教養と看護技術の修得、少人数だからできるきめ細かなサポート
駒沢女子大学

駒沢女子大学には、看護学部の他にも多彩な学群・学部が置かれています。既設の領域において培ってきた教育研究実績をベースに、看護学部以外の学群・学部の教員からも指導を受けることができます。看護関連の学びに加えて、幅広い知識を身につけられます。
また、本学の看護学部実習館は4階建てで、1階に講義室やロッカー室、2階と3階に実習室、4階に情報処理室と教員の研究室を設けた看護学部の専用棟です。看護師をめざす皆さんの学びは、ここからスタートします。
サポート体制についても万全。入学定員80名に対して、実務経験の豊富な専任教員が33名。「専門看護師」などの高度実践看護師も複数名おります。アドバイザー制を導入し、担当教員が1~4年次まで継続的に学生グループの日常生活や学修を支援します。また、学生が安心して臨地実習に臨むことができるよう、学生5名(1グループ)に対して1名の教員を配置しています。

万全の教育体制杏林大学

医学部付属病院と多くの専任教員が夢をサポート!
杏林大学

杏林大学保健学部には、充実した4年間を過ごし、将来の目標に向けて安心して学べるポイントがたくさん!
保健学部は、臨床検査技術学科、看護学科(看護学専攻、看護養護教育学専攻)、臨床工学科、救急救命学科、理学療法学科、作業療法学科、診療放射線技術学科などの9学科2専攻で構成されています。このため、医学部の学生や他学科の学生とともに、これからの医療で要となる「チーム医療」の姿勢を無理なく身につけることができます。臨地実習を行う医学部付属病院は高度救命救急センターなどをもつ東京西部の基幹病院。ここで、経験豊富な医療スタッフとともに最先端の医療を学びます。
また、教育の質の高さも大きな魅力です。「専門的知識や技術にすぐれているだけでなく、立派な人格をもった、社会に貢献することのできる良き職業人を育成する」という建学以来の理念のもと、専任教員が多く、学生1人ひとりを大切にしたきめ細かな指導を行っています。これは、教員1人当たりの学生数(ST比)が7.89人という数字にも裏付けられています(私立大学の平均ST比は約20人)。この成果は、毎年の高い国家試験合格率にも現れており、2019年度も、臨床工学技士、作業療法士、理学療法士、看護師、保健師、助産師の国家試験合格率で100%を達成しました。

「仁」の精神を基本とした教育順天堂大学医療看護学部

6つの附属病院で実践的に学べ、保健師や助産師への道も
順天堂大学医療看護学部

順天堂大学医療看護学部の教育の特徴は、附属病院をはじめとした多くの実習施設を最大限に活用した豊富な臨地実習により、看護職者としての高い実践能力が得られることです。順天堂大学には6つの附属病院がありますが、それら6病院の全てに看護臨床教員がいて、医療看護学部の学生の教育・指導に当たっています。
一日平均4,000名の外来患者が訪れる順天堂医院を始めとした各附属病院では、年間総計3,000例に及ぶ出産から、ドクターヘリを活用した救命救急医療、さらには高齢者や精神医学に高度に専門化した医療の提供など、あらゆる医療の現場について学ぶことができます。学生は恵まれた実習環境で、自分の将来像をより明確にしていくことが可能です。
また、将来の選択肢が広がるのも順天堂大学医療看護学部ならでは。助産師は、10例のお産を経験しなくては国家試験受験資格を得られないので選抜制となっていますが、保健師は希望者全員が科目履修をすることができ、保健師の国家試験受験資格を得ることができます。希望者全員が保健師をめざせるのは、千葉県内でも数校だけ。そのため、中央線沿線などから、1時間半以上かけて通学する学生もいます。

保健師看護師統合カリキュラム順天堂大学保健看護学部

人間として、看護職者として、心と技術を磨く4年間
順天堂大学保健看護学部

順天堂大学保健看護学部のカリキュラムの大きな特色は、「保健師看護師統合カリキュラム」という保健師教育課程と看護師教育課程を統合させたカリキュラムを敷き、卒業時に全員が保健師と看護師の国家試験を受験できることです。
全国で260校ほどある看護系学部において、この「統合カリキュラム」を備えた大学は数えるほどしかありません。ほとんどの受験生が本学部の入試面接で、この統合カリキュラムを志望動機として挙げています。
また、順天堂大学は「健康総合大学」として6学部を有しています。各学部間の連携により、看護学以外にも、医学、スポーツ健康科学、語学、国際交流などの幅広い分野の知識を習得することができます。これも、他の大学にはない特色です。
卒業後の進路についても安心です。本学部卒業生の活躍の場は、6割が順天堂大学医学部附属の6病院、2割が静岡県内の病院、1割が静岡県外の病院、0.5割が保健師、0.5割が進学等となっています。近年は、保健師としての就職も増加してきています。2019年度国家試験合格率は看護師98.3%、保健師96.6%と、いずれも全国平均を大きく上回る合格率でした。

面倒見が良い大学秀明大学

クラス担任制で、教員との距離が近い
秀明大学

秀明大学ではクラス担任制を採用しています。学生の日々の学修・キャンパスライフ・国家試験対策や就職活動など、大学生活全般にわたり担任が責任をもってアドバイスします。教員との距離が近く、なんでも気軽に相談できる環境なので、4年間の大学生活を有意義に送ることができます。
また、看護学部は、大学の地元である千葉県八千代市からの強い要請を受けて開設された学部なので、地域との連携も万全です。市からは奨学金支援が受けられるほか、主な実習を東京女子医科大学八千代医療センターで実施することができるなど、将来へ向けた学生へのサポート体制が整っています。

2020年春、開学!!湘南鎌倉医療大学

県下最大の病院で多角的・先端的な経験を積む
湘南鎌倉医療大学

2020年4月1日、湘南鎌倉医療大学は「生命だけは平等である」という建学の理念のもと、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療・ケアを受けられる社会の構築を目指し日々研鑽する医療人を育成する」ことを目的として鎌倉の地に産声を上げました。
開学に当たっては理念を同じくする徳洲会グループの全面的なバックアップを受けており、看護学教育の大きな部分を占める実習に関して、学内で学修した講義・演習を、同じ理念をもち大学から60分以内に位置する病院・各施設でできるという大きな強みがあります。
主な実習先の1つである湘南鎌倉総合病院は地上15階地下1階建て、病床数は574床を完備した県下最大の病院です。屋上にはヘリポートを備え、ER、手術室、血管カテーテル室を完備。さらに、3.0テスラMRI、320列CT、最新の放射線治療機器トモセラピーなど、高度医療機器をも完備導入しています。診療の特徴としては、心臓センター・脳卒中センター・お産センターなどでは、外来室から、検査、治療、病室がワンフロアーに設置され、患者さんの移動を最小限に抑えて迅速な対応が出来るよう設計配置されています。恵まれた環境で、即戦力となりうる看護師をめざして学ぶことができます。

ホスピタリティ教育西武文理大学

強く、しなやかに、人々に寄り添える看護専門職に
西武文理大学

ホスピタリティとは、相手をおもいやり、真心をこめてもてなす心のことです。西武文理大学看護学部には、キャンパスでの学習・日常生活のいろいろなところにホスピタリティを学ぶ環境と機会があります。
ゼミナールや演習グループでは、少人数制で教員との距離も近く、人間性豊かな教員たちが、1人ひとりの学生にホスピタリティに富んだかかわりをします。このようにホスピタリティあふれる経験を積み重ねることにより、学生は自然にホスピタリティの意味と意義を学んでいきます。
さらに、看護実践の中では、対象者とのかかわりや関係性の積み重ねを通して、自分らしいホスピタリティの実践に発展していきます。
このように、本学看護学部では、看護学の知識や技術はもちろんのこと、豊かな感性としなやかな人間性を身につけた看護のプロフェッショナルを育成します。

新学科・専攻新設東京工科大学 医療保健学部

言語聴覚学専攻を設置[2021年4月新設(申請中)]
東京工科大学 医療保健学部

東京工科大学医療保健学部では、2021年4月、リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻を新設します(申請中)。
「話す」「聴く」「食べる」を支援する医療専門職が言語聴覚士です。
ことばはコミュニケーションのほか、思考の構築にも用いられ、食べることは栄養摂取だけではなく、生きる喜びにもつながる大事な要素です。こうした人としての尊厳や喜びに関わる機能に障害を負った方々を支える、現代医療に欠かせない専門職です。
言語聴覚学専攻では、低学年次から将来を見すえたキャリア教育を段階的に展開し、また、体系的な臨床教育に加えて、学生生活なども通じて洞察力や包容力、想像力を涵養します。使命感や倫理観、他者との協働力を兼ね備えた、人間性豊かな言語聴覚士を育成します。

日々成長を実感できる充実した学修環境東京慈恵会医科大学

少人数制教育、医学科生との共修授業、 充実した実習施設(4つの附属病院)、安価な学費
東京慈恵会医科大学

本学は1学年60名の少人数制教育で、40名の看護専任教員のほか、多くの医学科講師陣により授業が展開されます。日本における看護教育発祥の地という伝統を踏まえながら、「医師と看護師は車の両輪のごとし」という学祖の教えを、医学科生とともに学ぶことで実践しています。
また、自分でVision(将来像)とGoal(目標)を描き、学修するなかで獲得した情報、自分の変化や成果を一元化し、学びを蓄積し管理する「e-ポートフォリオシステム」を活用しています。学生は、いつでも、どこでも、そして繰り返し、自分の成長過程や学びの過程を確認できます。学修のサイクルを回すことで、自分の目標や獲得したい能力をめざして、自律的な学びを促進することができます。学習環境の面では、本学には4つの附属病院があります。座学や学内演習によって学んだ知識や技術を、同じ慈恵の中で実践、展開することができます。当たり前のことのようですが、今は医療施設をもたない大学も増えています。学修の集大成ともいえる実習を附属の病院で実践できる価値ははかりしれません。
最後にもうひとつ。私立の看護系大学の中では学費が安価なことも特徴です。実は例年入学生に志望理由を聞いてみると、トップとなるのはこれです。

これからの医療を担う力を東京情報大学

主体的な学びで、これからの社会で活躍できる「たくましい看護師」に
東京情報大学

東京情報大学の看護学部は、「情報」と「看護」を融合させた学びで、少子超高齢化と情報社会化が進むこれからの時代の医療現場で必要とされる看護師を育成します。テクノロジーの進化は、医療技術の分野にも大きな変化をもたらすでしょう。手術支援ロボットや介護ロボットの導入、AIによる病気の診断、3D技術によって作成される骨や義肢、遠隔診断・遠隔看護、リアルタイムに体温や血圧を計測できる生体センサーなどなど。一方、少子超高齢化などにより、在宅医療が看護師の主要な活躍の場のひとつとなっていくことも予想できます。こういった新しい時代に、地域ケア・医療を支える中心的な役割を担える「たくましい看護師」を育てます。
東京情報大学では、学生の主体的な学びを引き出し、「情報活用・発信力」「職業人としての基礎力」「現場から学ぶ力」の3つの力を育んでいきます。すべての学生が最先端の電子教科書が入ったタブレットを活用して学ぶほか、1年次には訪問看護ステーションを訪問。200以上の多彩な実習先の中には、病院だけでなく地域包括支援センターや特別支援学校など地域に密着した現場もあります。遠隔看護実践研究センターを備え、先駆的な看護スキルを学べる環境も整っています。学生ボランティアが中心となって地域と連携したイベントを企画・開催、大成功を収めるなど、自ら主体的に学び、道を切り拓く学生が次々と育っています!

看護実践能力の基礎を育む教育プログラム東北福祉大学

問題解決能力の向上と医療職との連携強化をめざして
東北福祉大学

「行学一如」を建学の精神として、東北という地域が抱える課題を解決し、地域の未来へ貢献できる人材を輩出している東北福祉大学。総合福祉学部や教育学部を擁し、健康科学部にも保健看護学科のほかにリハビリテーション学科(作業療法学専攻と理学療法学専攻)と医療経営管理学科をもつ福祉の総合大学です。
保健と医療、福祉を融合させた考え方を身につけること。これが、東北福祉大学健康科学部保健看護学科で学ぶ最大の特長です。これまで医療は、専門分野、領域、役割の垣根が高く、縦割り行政のようであると言われてきましたが、超高齢社会においては医療と福祉の連携が重要な課題になっています。
東北福祉大学保健看護学科では、保健と医療、福祉を融合させた新しい看護の方向を見極め、個々の学生の看護実践能力の基礎を育む教育プログラムを用意しています。
充実した学びを通して、真のやさしさと豊かな感受性を備え、看護の理論と実践を多面的に把握し、現場において真に適切な対応のできる看護師や保健師、助産師の養成をめざしています。

先生との距離が近い!東洋公衆衛生学院

きめ細かい少人数制指導で即戦力となる技師を養成
東洋公衆衛生学院

東洋公衆衛生学院は、臨床検査技術学科が40名1クラス、診療放射線技術学科が37名2クラスという体制で構成されています。両学科とも、熱意ある教員が学生1人ひとりを意識した少人数制教育を実施しています。
徹底した少人数指導は、学生1人ひとりの得意分野や苦手分野、習熟度まで詳細に把握できるほどのきめ細かさ。本校が少人数制の授業にこだわる理由は、集中して勉強ができる環境と、積極的に授業へ参加ができ、いつでも質問できる雰囲気を大切にしているからです。国家試験に向けた対策としては、1・2年次に国家試験対象科目のほとんどを学習し、徹底した基礎固めを行い、3年次には多くの演習時間を確保するカリキュラムとなっています。それまでに学習した内容を演習の中で復習し、知識を確実に自分のものにしていきます。また、国家試験前には模擬試験や特別講義、国家試験対策合宿や1日8時間以上に及ぶ集中講義など、さまざまな対策授業を行っています。

現場さながらの実習環境目白大学

手厚いサポートと充実の実習環境で、国家試験合格をめざす
目白大学

保健医療学部、看護学部を設置する目白大学の「さいたま岩槻キャンパス」では、緑豊かな広大な敷地の中に、実習棟がゆったり配置されています。実学を重視し、実習に適した各種機器がそろった「現場さながら」の実習施設が整っているほか、国公立病院など学外実習先も豊富に用意。ハイレベルな環境で、技術や実践力を身につけることができます。これらの実習経験のほか、国家試験合格には知識の定着も重要です。各学科とも学習方法を工夫し、少人数制のグループ学習や、繰り返しの模擬試験・ゼミ指導で苦手を徹底的に克服するなど、きめ細かな国家試験対策プログラムを実施し、全員合格をめざしています。

先輩VOICE

現在、看護医療系の学校で夢に向かって勉強中の先輩方に、「実際にそこで学んでいる学生ならでは」の生の声を聞かせていただきました。

東京都立大学

東京都立大学

健康福祉学部 看護学科 4年 市川 萌美 先輩

総合大学ならではの幅広い学びと充実したキャンパスライフ !

志望の
理由

小さい頃から、人の命を救うことのできる医療専門職に憧れていました。中でも看護師をめざそうと思ったのは、高校時代にバスケットボール部のマネージャーをしていて、病気や怪我で辛い思いをしている人を最も近くで援助することができる仕事だと感じたからです。首都大学東京(当時)を選んだのは、総合大学であり、専門知識だけでなく一般教養の授業も広く履修できるカリキュラムに魅力を感じたことからです。

学びの
環境

1年次は、南大沢キャンパスで過ごしますので、多くの他学部の友達を作ることができます。また、一般教養の授業を通してさまざまな価値観や考え方に触れることができるので、将来看護師になった時に出会うであろう多様な患者さんのことを、より深く理解できるのではないかと感じています。

講義・
研究

3年次の「臨地看護学実習」の経験が大きな力となっています。東京都立大学では複数の病院で実習を行います。さまざまな環境における実際の看護を学ぶことで、自分がめざす看護を明確にすることができました。附属病院を持たない東京都立大学ならではの学びだと思います。

キャンパスライフ

アカペラサークルに入って、5~6人でバンドを組み、好きな楽曲を楽しくハモりながら歌っています。荒川キャンパスの健康福祉学部の学生だけで結成されたバンドもあって、忙しい学校生活の中でも楽しく活動しています。

受験生の
皆さんへ

東京都立大学では、4年間を通じて専門性の高い授業やさまざまな病院での実習を経験することができます。受験勉強をしていると、辛く苦しいこともあると思いますが、乗り越えれば必ず皆さんの力になります。素敵な看護師をめざして、一緒に頑張りましょう!

埼玉県立大学

埼玉県立大学

保健福祉学部 看護学科 3年 吉井 凪沙 先輩

広いキャンパスで他職種との連携も学んでいます!

志望の
理由

病院に通っていた時にお世話になった看護師さんがとても優しかったので、看護師に憧れるようになりました。他の看護大学と違って、埼玉県立大学には看護学科以外にもさまざまな学科があります。他の医療職をめざす人と連携することを学べると考えてこの大学を選びました。

学びの
環境

入学して分かったのですが、埼玉県立大学の構内はとても広い! そして、すれ違ったら挨拶を交わすような明るいタイプの学生が多いです。看護学科以外にも理学療法学科や作業療法学科など全部で5つの学科があり、他の職種との関わりの大切さを学ぶことができる環境です。看護学科の専門授業では、基礎看護学から始まり、専門的な小児看護学や精神看護学、母性看護学など、患者さんの特徴に合わせた看護の仕方を学ぶことができます。

将来の
夢・目標

救命救急の看護師をめざしています。私が看護師をめざすきっかけになった看護師さんのように、信頼される看護師になりたいと思っています。

講義・
研究

3年生になると臨地実習が多くなります。その実習に向けた、細かい病態についての自主学習が欠かせません。ベッドのシーツ交換や静脈内注射などの実技がとても難しいのですが、先生が優しく丁寧に教えてくれます。

キャンパスライフ

バスケットボールサークルに所属しています。男女合わせて60人くらいのメンバーがいて、週に1回体育館で汗を流しています。とても楽しいサークルです。私のお気に入りの場所は校内に100室ほどある小講義室です。学生同士でカンファレンスをするのに利用できたり、ここで友だちと楽しく語り合ったりしています。

受験生の
皆さんへ

受験生時代は、私もストレスがものすごくて、食生活が乱れてしまうような時もありました。でも、通っていた新セミの先生に何度も話を聞いてもらって乗り越えることができました。ストレスが溜まったり焦ったりすることもあると思いますが、落ち着いて勉強することが大事。ほどほどにリラックスする時間もとった方がよいですよ!

神奈川県立保健福祉大学

神奈川県立保健福祉大学

保健福祉学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 2年 菅野 里咲 先輩

少人数制で何でも聞きやすい環境です!

志望の
理由

私自身ずっとスポーツをやっていたのですが、同じチームの友人がケガをしたときに何もできず悔しい思いをしました。人のためにできることを考えて理学療法士をめざそうと決めました。神奈川県立保健福祉大学を選んだきっかけは、学生の学習意欲の高さを感じたからです。何度もオープンキャンパスに参加しているうちに、自分が将来この大学で学んでいる姿が想像できるようになり、自然と第1志望校になっていました。

学びの
環境

理学療法学専攻は1学年20人ほどで、専門科目はこの20人で毎回一緒に授業を受けます。わからないことがあれば授業中であっても手を挙げて質問しやすい環境にあります。先生方も、私たちが理解できるまで、授業を中断してでもとことん説明してくださいます。少人数制の大きな強みは、授業で扱う車いすや検査器具などの医療機器に触れられる時間が長いことです。実際に触れ、体験しながらの学びで、知識の定着をはかれます。

将来の
夢・目標

日本における理学療法士の歴史はまだまだ浅く、これからどんどん発展していく余地があります。自分たちの手で開拓していき、新しい分野でも活躍できる理学療法士になりたいです。

講義・
研究

1年次の「保健医療福祉論Ⅰ」という授業では、他学科の学生とグループを組み現場訪問を行いました。私は重症心身障がい児者のための通所施設を訪問し、そこでのスタッフの動きを一日体験しました。普段経験できない現場を肌で感じ、社会福祉や看護など他学科の学生とも意見交換をすることができ、チーム医療の重要性に気づけました。今は解剖学や生理学の重要性を感じていて、基礎知識を身につけるために日々勉強しています。

キャンパスライフ

私はボランティア団体 Child Wishに所属していて、入院している子どもたちの兄弟を支援しています。親御さんが面会に行っている間、小児病棟に入ることのできない12歳以下の子どもたちの遊び相手をするのです。

受験生の
皆さんへ

不安になることも多いと思いますが、目の前にあることを全力でやりぬいてください。私は夏ごろまで、学校の部活・地域のクラブチーム・受験勉強の3つをやっていました。周りと比べて圧倒的に勉強にあてられる時間が短く、結果も出なくて涙の日々でした。しかし、友人や高校の先生、新宿セミナーの先生に頼んで毎日面接練習をし、面接が大きな武器となりました。今の頑張りを評価してくれる人が必ず現れます。自分を信じて突き進んでください!

神奈川県立保健福祉大学

神奈川県立保健福祉大学

保健福祉学部 2年 N.H 先輩

子どもたちを笑顔にできる作業療法士に!

志望の
理由

高校生の頃に父の入院を経験しました。父がリハビリする様子を見学させていただいたことがきっかけで、作業療法士という職業をめざすようになりました。神奈川県立保健医療大を志望校にしたのは、少人数制のためきめ細かい指導を受けることができると思ったからです。

学びの
環境

神奈川県立保健福祉大は少人数制で、学生に対して先生の数が多いと感じます。また、先輩とのつながりがとても強いです。入学したときには、新入生歓迎会としてスポーツ大会やお泊まり会を企画してくださいました。それから使わない教科書をくださったり、試験前に過去問を教えてくださったりと、勉強のサポートをしてくださいます。

将来の
夢・目標

小児領域で働く作業療法士を目指しています。

講義・
研究

印象的な授業は、1年次の「作業適用学」と、今勉強している「解剖学」です。「作業適用学」では、陶芸をしてお皿を作ったり、革細工でキーケースを作ったりしました。また、「解剖学」では骨や筋肉の名前と位置を覚えることがとても難しいです。「解剖学」の宿題のスケッチに力を入れています。頭蓋骨などをスケッチブックに丁寧に模写しています。

キャンパスライフ

この大学には真面目で勉強熱心な学生が多いです。またとても優しい方が多いので、話しているとすぐに友だちになれます。手話サークルと茶道サークルに所属しています。手話サークルではお昼休みに集まり、手話でしりとりをしたり手話の歌を歌ったりしています。茶道サークルでは、11月の文化祭に向けてお点前を勉強しています。

受験生の
皆さんへ

私は受験生のとき、周りの友だちの成績や勉強時間が気になってしまいました。そこで毎日勉強の計画表を作り、終わったものには線を引いていきました。そうすることで自分がどれだけ勉強したか目に見えて分かるので、自信が持てました。休憩時間も取り入れつつ、自分のペースで勉強することをおすすめします。

日本赤十字看護大学

日本赤十字看護大学

看護学部 看護学科 2年 阿部 咲羽子 先輩

真面目に誠実に、自分を高めていける環境です!

志望の
理由

小さいころから何か人のために役立つ仕事がしたいと思っていました。祖父が入院して看護師さんにお世話になったことと、病院でボランティア活動に参加したことをきっかけに看護学部に進むことを決めました。高校1年生のときにオープンキャンパスに行って以来、日本赤十字看護大学をめざすようになりました。オープンキャンパスの際の学生の雰囲気や設備などを見て、自分を高められる場所だと感じたのです。

学びの
環境

学生の雰囲気がとても良いです。みんなのモチベーションがとても高く、私自身も常に友人から刺激を受けています。真面目にやることをバカにするような雰囲気がなく、みんなで学び合っていくような雰囲気がとても好きです。また、立地がとても良いのでさまざまな体験をすることができます。

将来の
夢・目標

将来、小児科の看護師になりたいと思っています。誰かの支えになれるような芯のある看護師になりたいです。今も、EFCという病気の子どもと関わるボランティアサークルに入っています。

講義・
研究

1年次の「災害看護論Ⅰ」では、授業の一環で病院にて行われる防災訓練に参加します。学生は負傷者役になるのですが、看護師や医師の災害時の対応を間近で見ることができ、とてもためになりました。それから「人体の構造と機能」や「疾病の成り立ちと回復の促進」では全身の臓器の働きや病気について学びます。とても覚えることが多くて大変でした。

キャンパスライフ

とても楽しいキャンパスライフを送れます。看護学部というと課題に追われて毎日大変で楽しみがなさそうなイメージがあるかもしれませんが、みんな上手に時間をつかって遊びにバイトにサークルに充実した日々を送っています。私の大学内のお気に入りスポットは食堂です。ビュッフェ方式でごはんもおいしいです。朝や夜はここで勉強もできるので、みんなでお昼を食べたり勉強したりしています。

受験生の
皆さんへ

日本赤十字看護大学の受験は独特です。過去問を見て焦りを感じたり、集団討論に不安を覚えたりすることもあると思います。でも、練習をして一歩一歩確実に勉強をしていけば合格につながり、とっても楽しいキャンパスライフが待っています。応援しています。

北里大学

北里大学

看護学部 看護学科 2年 鈴木 知里 先輩

総合大学で広く深く学べる環境!

志望の
理由

北里大学を志望した理由は2つあります。1つ目は、総合大学のため、リハビリテーション学科などの他の医療職種についても学べること。2つ目は、学校の雰囲気が自分に合っていると感じたことです。もともと人の命に関わる職に就きたいと考えていて、その中でも看護師は患者に近い存在でやりがいを肌で感じられると考えました。

学びの
環境

北里大学では、実習先が大学の隣のため、実習後すぐに図書館で調べ物ができます。一部の図書館は24時間開いているので、自分の勉強したいときにいつでも利用できます。学生は、看護師だけでなく助産師や保健師なども視野に入れている勉強熱心な人が多いです。

将来の
夢・目標

看護師として大学病院で働いて一人でも多くの患者さんの手助けをしたいです。

講義・
研究

「基礎看護実習Ⅰ」は3間の初めての病棟実習で、患者さんとコミュニケーションをとり、援助的な関係を築くというものでした。とても緊張しましたが、将来看護師として働くことを改めて実感できました。また、「女性の健康科学」という講義では、DVや人工中絶、途上国での女性軽視など、女性として考えさせられる興味深い内容が沢山ありました。

キャンパスライフ

私は弓道部に所属しています。活動日は週4日で、大学の道場で日々仲間たちと目標に向かって練習に励んでいます。大会や親善試合を通じて他校との交流も図っています。キャンパスの中では、ガラス張りで日当たりが良い広々とした学生食堂がお気に入りです。ここで課題をしたり、友だちと一緒に日替わりの美味しいアイスを食べながら楽しく過ごしたりしています。

受験生の
皆さんへ

受験生時代、小論文の授業で自分の書いたものが優秀文例に選ばれてすごく嬉しかったのを今でも覚えています。当時苦手意識を持っていたので、自信につながりました。受験期には自分と向きあうことが強いられて精神的にも大変だと思いますが、その経験はその後の自信につながるので頑張ってください。

植草学園大学

植草学園大学

保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 3年 荻野 瑠翔 先輩

学生同士でお互いを高め合える最高の環境!

志望の
理由

高校時代に野球部に所属していて、怪我をした時によく理学療法士の方にお世話になりました。そのときに憧れを抱いたため、この進路を選びました。植草学園大学を志望したのは、家から近く、勉強時間を十分に確保できると思ったことと、少人数制で、わからないことをすぐに先生方に聞けるところが良いと思ったからです。

学びの
環境

植草学園大学は、キャンパスがとても綺麗ですし、学生数に対して、専任教員の人数が多いです。先生との距離が近いため、わからないことがあったら、すぐに質問ができ、その場で問題が解決できます。先生との距離の近さは、空きコマの時間に先生を呼んで実技の練習ができてしまうくらいです。

将来の
夢・目標

怪我をした人を早期に復帰させられるように知識を多く身につけ、患者様に感謝される理学療法士になりたいと思います。

講義・
研究

理学療法士になるための、どの講義も、とてもためになる内容でした。見慣れないものや聞いたことがない言葉が多かったため、覚えるのがとても大変でした。3年生となり、実習が増えてくる時期なので、今まで習ってきたことの復習を頑張っています。

キャンパスライフ

フットサルサークルに入り、毎週月曜日に各学部各学年で集まって、構内でフットサルを行っています。また、敷地内にある2万㎡もの広さを誇る「共生の森」もお気に入りのスポットです。ビオトープや田んぼもあり、うさぎやたぬきも住んでいます。

受験生の
皆さんへ

私は面接があまり得意ではなかったので、面接の練習をたくさん行いました。これから医療系に進学する人は今までに聞いたことがない言葉や勉強量に戸惑うかもしれませんが、あきらめずに勉強をして、周りから感謝される医療人になってください。

神奈川工科大学

神奈川工科大学

健康医療科学部 看護学科 4年 田崎 里奈 先輩

視野が広がる充実した環境で刺激的な毎日

志望の
理由

妹が難病で入院したときに、いちばん近くで支えてくれたのは看護師さんでした。もともと人の役に立つ仕事に就きたいと思っていたので、直接的に人を支える、助けることができる看護師という職業をめざしました。また、地元から離れて自立し、新たな環境で成長したいと思ったため県外の大学を志望。神奈川工科大学は、新設で施設が充実している点や、保健師の資格も取得できるため選択肢を広げられることから選びました。

学びの
環境

施設が充実していて学びやすい環境です。特に図書館は24万冊の蔵書があり、とても充実しています。自習スペースも多くあり、開館時間も長いので、いつでも勉強することができます。教授陣も熱心で、コロナの影響で大学に行けない今の状況でも、国家試験対策のために毎日問題を出してくれるなど、私たちを国家試験合格に導こうと手厚いサポートをしてくれています。また、工科大学ということもあり、自分でものを作ることができるKAIT工房があり、缶バッチをつくったり陶芸をしたりできます。

将来の
夢・目標

自分のなりたい看護師になることです。どんな病棟に行っても活躍できるような看護師になりたいと思っています。

講義・
研究

「基礎看護学概論」では、看護師として大切なことを学ぶことができました。先生の経験談を聞き、看護の可能性を知ることができました。また、初めての実習だった「基礎看護学実習」では、記録や調べものが多く大変で、また、自分がやりたい看護ができずに悔しい思いをしました。その分、今は領域別実習に向けての事前課題に真剣に取り組んでいます。実習で担当させていただく患者さんに対して、私にできる限りの看護を提供したいと思っています。

キャンパスライフ

神奈川工科大学は施設が綺麗で充実しているため、よく撮影スポットになっています。情報学部棟の12階のカフェは、夕方になると夕焼けが綺麗で幻想的。私と友人のお気に入りです。大学に入ってから体を動かす機会が少ないため、大学にあるジムに行って時々体を動かすようにしています。友人とも体育館を借りて、バレーボールやサッカーなどをして楽しみながら運動しています。

受験生の
皆さんへ

私は受験生の期間が長く、徐々に周りの友人たちが合格して行く中で、一人勉強を続けるのは辛かったです。同じような方がいたら、看護師になりたいと思ったきっかけや、どんな看護師になりたいかなどを忘れずに、勉強などに取り組んでみてください。辛いときに頑張れる原動力になるかもしれません。これから勉強は大変になってくると思いますが、一緒に看護師という目標に向かって頑張っていきましょう。

駒沢女子大学

駒沢女子大学

看護学部 看護学科 3年 佐々木 彬乃 先輩

患者さんに寄り添える看護師をめざして

志望の
理由

母が病気になったとき、何もできない自分が嫌になるという経験をしました。進路を考えたときに、少しでも知識があると、人が困っているときに助けることができると思い、看護学部に入ることを決めました。1期生ということで入学試験に不安があったのですが、オープンキャンパスで相談したところ先生がとても親身になってくださり、また入学試験について答えてくださった他学部の先輩も親切で、雰囲気も良く安心できたので、この大学を選びました。

学びの
環境

先生との距離が近く、学校生活が過ごしやすいです。悩んでいるとき、勉強で困ったときすぐに助けてくれる環境はすごく心強いです。アドバイザー制など、先生と学生の距離が近く相談しやすい環境があるので、安心感が違います。

将来の
夢・目標

最終的な目標は、患者さんの日常に近い入院環境を整えながら、言い出しにくいことを感じ取れるような、ホスピタリティにあふれる看護師になることです。

講義・
研究

これまでに力を入れた授業は、看護学の基礎となる「疾病と治療」と「解剖に関連した学び」です。実習に行く度、自分の無知さを知ります。知識不足の状態で患者さんに向き合うことにはリスクがあるので、分からないことは徹底的に調べながら勉強をしています。また、患者さんの立場を経験する「実技演習」は、看護師になるために、とても役に立つ内容だと感じています。

キャンパスライフ

女子大ということもありみんなの仲が良く、学生同士で授業の情報を共有して一緒に勉強しています。学内でよく過ごしているのは食堂です。友だちと楽しく会話しながらご飯を食べたり、ときには勉強や休憩で使用したりしています。また、静かな環境で集中して勉強するときなどには図書館を活用しています。

受験生の
皆さんへ

私が駒沢女子大学に入学するために特に力を入れたのが面接です。自分の伝えたいことをどう伝えるか、どの情報を取捨選択するかはすごく難しいです。暗記にならないように、自分の言葉で伝える難しさは今でも覚えています。今進路に悩んでいる人は、1度オープンキャンパスに参加して学校の雰囲気を見に行って、先輩や先生に積極的に話しかけてみてください!きっと何かヒントを見つけられると思います。本学でお待ちしています。一緒に頑張りましょう。

秀明大学

秀明大学

看護学部 2年 S・I 先輩

綺麗な施設・設備と安心できる担任制度

志望の
理由

幼い頃から看護師の母の姿を見て憧れを抱き、私も誰かの役に立てる仕事に就きたいと思い看護師を志しました。秀明大学を選んだ理由は2つあります。1つは教員のサポートが手厚く、学びやすい環境が整っていること。もう1つはさまざまな奨学金制度があり、安心して学修に取り組めることです。

学びの
環境

大きな特徴にクラス担任制があります。面談や普段の生活で1人ひとりのことをよく見てくれるので、安心して学生生活を送ることができます。また、綺麗な施設・設備の学びに適した環境も、「この学校 入って良かった!」と感じることのひとつです。

将来の
夢・目標

1つひとつの仕事を丁寧に行い、患者さんから信頼され、心に寄り添う看護ができる看護師になることが目標です。

講義・
研究

「母性看護学概論」という講義は、今より深い知識を得ることができ、興味をもって学べます。一方「解剖生理学」は、苦手意識があり大変でした。看護の専門科目は難しく、覚えるべきことも多いので、授業の資料に3回以上目を通し、確実に理解するようにしています。

キャンパスライフ

学生の特徴は、みな明るく、仲が良いことです。看護学部棟のカフェテリアは、焼きたてのパンを買って友人と食事ができます。グループワークでメンバーと集まるなど、私のお気に入りスポットです。

受験生の
皆さんへ

医療職をめざす後輩の皆さん、これから辛いこともあると思いますが、今の頑張りは必ずプラスになります。体調に気をつけて頑張ってください。

順天堂大学医療看護学部

順天堂大学医療看護学部

医療看護学部 3年 青木 成実 先輩

将来は途上国で活躍できる看護師に

志望の
理由

昔から発展途上国で働きたいという気持ちがあり、そのために医療職という道を選択しました。中でも順天堂大学医療看護学部を選んだ理由は、助産師課程があることと、海外研修があること、先生のサポートが手厚いことなどです。

学びの
環境

浦安キャンパスは医療看護学部のみが利用するキャンパスで、周囲も看護職をめざす人ばかり。魅力あふれる学生がたくさんいるので、毎日多くの刺激をもらっています。勉強はもちろん、特技や趣味、何にでも努力する姿を見て、憧れながら自分もそうなれるよう頑張ろうと思えます。また、保健師課程を希望者全員が履修できることと、選抜で助産師課程を履修できることも、将来の選択肢が広げられるという点で大きな魅力です。

将来の
夢・目標

患者さんから信頼される看護師になることと、発展途上国で働くことが目標です。また、やりたいと思ったことにはすべて挑戦し、後悔しない人生を送りたいと考えています。

講義・
研究

1年次のゼミナールという授業では、自分でテーマを決め、多くの論文を読み、調べ、10数枚のレポートを書き、発表をするとい内容のものでした。全てが初めての経験で苦労しましたが、やり遂げたときには達成感がありました。また、実習では良い刺激をたくさんもらえました。1年次はシャドーイングをして看護師の仕事を知り、2年次は実際に1人の患者さんを担当するという内容です。上手くいかず、もどかしい気持ちを感じることもありましたが、看護師という職業の魅力に気づける経験でした。3、4年生の実習も頑張ります!

キャンパスライフ

ダンスサークルに入り、好きなジャンルのダンスを踊っています。初心者も経験者もいて、教えたり教えてもらったりしながら、文化祭とイベントの発表のために週2回練習をしています。また、わたしは1人暮らしをしているのですが、3年目にしてやっと料理を頑張り始めました。今まで手を抜いていた分、料理の楽しさに気づき、ハマっています!

受験生の
皆さんへ

受験のために地元からここに来た時、新生活をここで始めることを想像して胸が高鳴ったことをよく覚えています。合格したいという気持ちがより一層強くなりました。順天堂大学は専門性の高い講義と実習を経験でき、医療の現場で働きたいという皆さんの夢を叶えられる場所です。日々の受験勉強で辛くなることもあると思いますが、頑張った先には順天堂での楽しい毎日が待っています。皆さんの入学を楽しみに待っています。

順天堂大学保健看護学部

順天堂大学保健看護学部

保健看護学部 看護学科 4年 大島 諒太 先輩

フライトナースをめざして邁進中!

志望の
理由

もともと人体の仕組みなどにとても興味があったのと、ドラマなどを見て人の役に立ちたいと思い、フライトナースになるという夢を見つけました。この大学を選んだ決め手は、附属の病院があり、実習しやすい環境であること、就職に強いと感じたことです。また、附属の病院にドクターヘリがあり、自分自身の目標であるフライトナースに近づけるのではと感じたからです。

学びの
環境

保健看護学部はキャンパスがひとつしかないため、先輩、後輩もふくめ、学生同士のつながりが強いです。テスト期間など、よく食堂に集まって協力しながら勉強しています。学生の雰囲気にはメリハリがあり、楽しむときはみんなで盛り上がり、課題などがあるときには集中して勉強しています。演習や実習のための設備がとても整っているところも気に入っています。

将来の
夢・目標

まずは看護師の国家試験に合格! そして、1日でも早く仕事に慣れて、目標であるフライトナースになるために日々勉強していきたいと思います。

講義・
研究

今一番頑張っているのは領域別実習です。さまざまな看護領域ごとに行う実習なのですが、特に成人看護の領域別実習はとても大変でした。また、ALSに関する集中講義はとても興味深い内容で、楽しく学ぶことができました。

キャンパスライフ

勉強ももちろんですが、自分はフットサル、バスケットボール、軽音の3つのサークルに入って生活を充実させています。どのサークルでも男女分け隔てなく楽しく活動しています。フットサルとバスケットボールでは週に1回程度ゲームをし、軽音では文化祭での発表や定期ライブに向けて練習に取り組んでいます。

受験生の
皆さんへ

焦る気持ちは誰にでもあると思います。でも、自分のペースで勉強することが大事です。そして、体調管理が一番大切です。かくいう自分も、センター試験近くになって焦って無理をして勉強したせいで3日前に熱を出し、直前にほとんど勉強できず、病み上がりで試験に集中できませんでした。なので、くれぐれも無理をしないように頑張ってください。大学生活はとても楽しいですよ。

湘南鎌倉医療大学

湘南鎌倉医療大学

看護学部 1年 大森 萌々子 先輩

「生命だけは平等だ」の理念のもと学ぶ

志望の
理由

小学生の頃、祖父が入院した際の担当看護師の方との出会いが看護師をめざすようになったきっかけです。患者だけでなくその家族までもがより良い病院生活を送れるように日々考えてくださる方で、おかげで祖父は最後まで幸せに生きられ、私たちも最後まで祖父と幸せな時間を過ごせました。湘南鎌倉医療大学を選んだのは、ホームページにあった「生命だけは平等だ」という言葉にハッとしたからです。この学校でなら、看護師になるための知識・教養はもちろん、私に足りない何かを見つけ、補っていくことができると感じました。

学びの
環境

看護師になるための勉強には専門的で難しいものも多いのですが、先生方がいつも丁寧に教えてくださり、使っている教材もわかりやすいので、不安なく勉強できています。質問をしたときもいつも丁寧に教えていただき、さらにその質問と回答を学生に共有してもらえるので理解が深まります。看護師として必要な知識・スキルだけでなく、一般常識や人としての姿勢なども学ぶことができると実感しています。

将来の
夢・目標

患者さんはもちろん、患者さんの家族にとってもよい判断や手助けができる看護師になりたいです。また、可能性を広げるために、看護師に加え、保健師の国家試験受験資格、養護教諭免許も取得したいと考えています。

講義・
研究

今の日本は高齢化社会です。その中で医療は必要不可欠ですが、医療従事者の人数には限界があります。地域包括ケアがもっと発展していく必要があります。鎌倉の地域に根差した大学としてスタートした湘南鎌倉医療大学なので、地域医療に力を入れており、しっかりと学ぶことができます。

キャンパスライフ

キャンパスのある湘南鎌倉も素敵な環境です。私は、鎌倉駅を小町通りのある東口でなく西口に出るのが好きです。少し穴場スポットでおいしいパン屋さんが何軒もあり、ランチやカフェもあります。一番のおすすめは、チョコ専門店です。また、少し歩けば海にも出られる最高の場所です。ぜひ立ち寄ってみてください。

受験生の
皆さんへ

この大学なら、新しい自分を見つけることができると思います。湘南鎌倉医療大学に通いたいという気持ちが少しでもあるなら迷わず受験してみるべきだと思います。この学校に入学したら絶対後悔はしません。看護師となる素敵な第一歩の始まりです。この学校で自分の理想の看護師像をともに考えていきましょう。頑張ってください。ご入学をお待ちしています。

西武文理大学

西武文理大学

看護学部 看護学科 4年 千葉 れみ 先輩

豊かな自然と可愛い校舎、温かい環境で学ぶ

志望の
理由

私には、知的障がいのある姉がいます。病院へ行くのを怖がる姉に対して、看護師さんは「大丈夫だよ」と笑顔にしてくれます。そんな姿を見て、私も人を笑顔にできるこの看護師さんのようになりたいと思いました。西武文理大学を選んだ決め手はオープンキャンパスです。2回訪れて、豊かな自然と可愛い校舎に感動。ここでなら穏やかな大学生活が送れると思いました。

学びの
環境

キャンパス内には四季を感じられる花や樹がたくさんあり、穏やかに学生生活を送ることができます。また、これは小規模大学のメリットだと思うのですが、先生方がつねに学生の立場になって、1人ひとりのことを考えてアドバイスをくださいます。それから、学生が組織する国家試験対策委員があり、彼らが主体となって、国家試験全員合格をめざして活発に取り組んでいます。

将来の
夢・目標

患者さんに寄り添い、その方に必要な支援を考え、患者さんの入院時の生活だけでなく、退院後の生活までを考えられる看護師になりたいです。そのためにも、4年生になり、いよいよ今年は国家試験なので、合格に向けて日々学習を頑張っています。

講義・
研究

看護の専門科目はとにかく覚えることが多いので、日々の学習の予習・復習が大変でした。疾病だけではなく、これまでの生活や価値観が患者さん1人ひとり異なるのですが、3年次の「領域別実習」で、この大学で学んだ「患者さんの個別性にあわせた看護を導く力」が、とても活きていると感じました。西武文理大学には付属病院がないぶん、多様な病院や施設での実習が可能で、さまざまな価値観や病院・施設の仕組みなどを知ることができます。

キャンパスライフ

自分自身の進学の決め手がオープンキャンパスだったこともあり、大学のオープンキャンパススタッフをしています。オープンキャンパスの際に、スタッフとしてキャンパス内を案内したり、看護学部の魅力を高校生に伝えたり。私の案内で受験を決めてくれる高校生がいたら嬉しいです。

受験生の
皆さんへ

西武文理大学では、緑豊かな自然に囲まれたアットホームな環境の中で、さまざまな体験ができ、それを通して日々成長することができます。皆さんも私たちと一緒に学生生活を楽しみましょう。「今」を大切に、目標に向かって頑張ってください!

東京情報大学

東京情報大学

看護学部 看護学科 3年 小野 水月 先輩

新しいことにどんどん挑戦できる環境と万全のサポート体制

志望の
理由

中学生の頃に人を助けたいという思いを抱くようになり、医療職に興味をもちました。そのなかで、患者さんに寄り添い支えることのできる看護師になってみたいと思いました。東京情報大学を選んだ理由ですが、正直言うと、最初は「情報? なんかかっこいい!」くらいの軽い気持ちからでした。

学びの
環境

電子教科書がとても役に立っています。看護学部の勉強では、覚えなくてはいけないことが膨大にあるのですが、電子教科書ならタブレット1台に勉強に必要な情報が全て入っているので、移動時間なども有効活用しながら自主的に勉強をしたり実習に必要な調べ物をしたりしています。

将来の
夢・目標

今回のコロナの件で、遠隔診療も少し知られるようになり、その重要さを改めて実感しました。「情報と看護の融合」はこれからますます必要になります。地域の看護を情報で支えられる患者さんから頼られうる看護師になりたいです!

講義・
研究

1年生の時の「キャリアデザインとケアⅠ」という科目が印象に残っています。訪問看護師の方が働く現場に同行し、訪問看護の現場を見学させていただいたのですが、授業で学んでいたことでも実際の現場で見ると衝撃的でした。早い段階で現場を見たことで、将来への心構えができた気がします。

キャンパスライフ

私は北海道出身なので、入学してから一人暮らしを始めました。大学が用意してくれた遠方からの学生向けのアパートに住んでいるのですが、周囲に先輩や友だちがいるので、何かと心強いです。また、思い切ってカナダ短期留学にも挑戦しました。異文化の中で海外の看護について学ぶことで、たくさんの新発見がありました。

受験生の
皆さんへ

東京情報大学は、学生が主体的に何かに取り組むとき、その背中を押してくれる学校です。私は、「情報大と遊ぼうPlay! Play! Play!」という地域の皆さんに楽しく健康について考えていただくイベントに参加したのですが、先生方や大学が全面的にバックアップしてくれました。やってみたい何かがある人には、自分の可能性を試せる最高の環境です。

東北福祉大学

東北福祉大学

健康科学部 保健看護学科 4年 本田 めぐみ 先輩

グループワークで福祉のこころを学ぶ

志望の
理由

幼い頃から看護師になることが夢でした。看護師をめざせる学校は数多くありますが、東北福祉大学を選んだ理由は、看護を学ぶための充実した施設環境や、「行学一如」という建学の精神のもと理論と実践を踏まえた教育プログラム、看護だけではなく福祉のこころを学べる環境に魅力を感じたことです。

学びの
環境

キャンパス内に保健看護学科の棟があります。とても施設が充実していて、明るい雰囲気のなかで学ぶことができます。先生方が常に熱心な教育指導をしてくださるので、学ばせていただくことが本当に沢山あり、この大学を選んで良かった! と思います。この学校ならではだと思うのは、グループワークを取り入れた授業の多さです。授業内ではチームで取り組む課題が多く、そこで協調性や人を思う気持ち、意見の発信の方法を学びました。

将来の
夢・目標

患者さん1人ひとりに温かくケアを行い、思いに寄り添い、支えになることができる看護師になりたいです。

講義・
研究

これまでの学びの中で自分の成長を実感できたのは領域別実習です。毎日勉強することが多く、本当に大変な日々でしたが、今思うと、与えられた課題を必死にこなすことで成長できたと感じています。また、東北福祉大学では各授業に演習があるのですが、これがなかなか大変でした。技術を身につけるためには、知識をつけることが必要不可欠なので、事前課題が多く大苦戦。でも、仲間と力を合わせてどうにか乗り越えることができました。今は卒業研究を頑張っています。

キャンパスライフ

東北福祉大学には意識の高い学生が多い気がしています。「みんなで課題を乗り越えよう!」という考えで、お互いに助け合い協力して勉学に励んでいます。キャンパス内には安くて美味しい学食が2か所もあります。そこで、授業の空コマや、自主学習の合間の息抜きの時間を過ごすことが多いです。友人と談笑しながらリラックスする時間を大事にしています。

受験生の
皆さんへ

私は7月まで熱心に部活動に取り組んでいたため、引退をしてからは遅れを取り戻すべく、毎日自習室に籠って勉強をしていました。東北福祉大学は看護を学ぶにあたり、充実した環境が整っています。ぜひWEBオープンキャンパスに参加してください。

東洋公衆衛生学院

東洋公衆衛生学院

臨床検査技術学科 2年 鵜城 歩花 先輩 / 診療放射線技術学科 2年 村野 達也 先輩

憧れの技師をめざして

志望の
理由

鵜城:医療の現場で人の役に立ちたいと思って臨床検査技師をめざすことに決めました。東洋公衆衛生学院に進学を決めたのは、説明会に足を運んだときに学校の雰囲気を気に入り、先生や先輩がとても親切にしてくれたからです。
村野:子どもの頃、病気をしたときにお世話になった診療放射線技師さんに憧れて、この進路を選びました。この学校を選んだ決め手はやはり面倒見の良さです。

学びの
環境

鵜城:入学する前から、専門分野の勉強にすんなりと入れるようにスクーリングがあったり課題が出されたりしました。大変でしたが、とても力になっていると感じています。
村野:つまずいたところを聞きに行くと、いつも丁寧に、理解が完璧になるまで教えてもらえます。先生方の熱意をつよく感じ、質問に行くたびに勉強へのモチベーションが高まります。

将来の
夢・目標

鵜城:まずは臨床検査技師の国家試験に合格し、就職後は早く一人前になりたいです。
村野:人から頼られる信頼感のある診療放射線技師になることが目標です。その夢に向かって今進んでいると思うと、難しい勉強も喜びでいっぱいです。

講義・
研究

鵜城:どの講義も、先生の目が学生1人ひとりにしっかり行き届いているのを感じます。少人数の学校の強みだと思います。
村野:数学・生物・化学・物理は、高校時代に履修していなかったり理解度がイマイチだったりした場合、特別補講があります。

キャンパスライフ

鵜城:「みんなで合格!」という雰囲気が学校中にあるので、やる気を保ち続けられます。
村野:入学直後に「新入生研修旅行」があり、同じ目標に向かうクラスメイトと一気に仲良くなれます。おかげで新しい学校生活にもすぐに慣れることができました。

受験生の
皆さんへ

鵜城:「専門的な勉強についていけるだろうか…」なんて不安は、東洋公衆衛生学院では不要です。臨床検査技師をめざす皆さん、ぜひ一緒に夢に向かって頑張りましょう!
村野:高校の勉強でいったら、数学と物理が大事です。少しでも勉強しておきましょう!

進学後の学びについて深く知りたい! 看護医療系の学校の名物研究室・講義

それぞれの学校に明確な“育成したい医療者像”があるのが看護医療系の学校。そのため、どの学校にも、学生をその学校ならではの医療者へと育てていくための独自のカリキュラムがあります。その道の第一人者が担当してくれる講義やゼミ、その学校ならではの特性を活かし、工夫を凝らされた講義、実習などなど……。こういった情報は、「どんな医療者になりたいか?」というあなたの夢をより明確にしてくれる道標になることでしょう。

先端臨床工学研究室杏林大学 保健学部 臨床工学科

臨床で役立つ「工学的センス」を養う 中島章夫教授の研究室
杏林大学 保健学部 臨床工学科
臨床工学技士としてのリーダーを育成!!

杏林大学保健学部 臨床工学科 先端臨床工学研究室では、医用工学と臨床の両方の経験を有する2名のスタッフのもと、毎年6~8名の4年生が卒業研究のために配属されています。本研究室の特徴は、2つあります。1つ目は、卒業研究を通じて、将来医療現場で必要となる臨床工学技士としての「工学的センス」を身につけることです。卒研テーマは1人1テーマ。テーマの選択から、計画、実験、研究発表、論文作成までの経験を指導者とともに経験していくことになります。研究テーマは毎年さまざまですが、今般COVID-19の治療で必要不可欠と言われている呼吸を助けるための人工呼吸器に関する研究や、目に見えない赤外光やレーザ光を使って心臓疾患や脳腫瘍などに対する治療の基礎研究を行っています。2つ目は、研究室に所属する1年間で、学生が自らイベントを企画・実践できる機会が沢山あることです。具体的には、学生・教員の誕生日を祝うサプライズのイベントを計画したり、医療機器メーカの工場見学に行き、将来自分たちが使用する医療機器がどのように作られているかを自分の目で確かめコミュニケーション力を高めたりします。こうした経験を通じて、将来リーダーとして活躍できる素養を体得していきます。

鎌倉の歴史と文化湘南鎌倉医療大学

地域に根差したユニークな科目
湘南鎌倉医療大学
地域への理解を深め、地域住民に寄り添う心を培う

湘南鎌倉医療大学の1年次の必修科目に「鎌倉の歴史と文化」があります。大学の所在地である鎌倉の地。山が多く複雑に入り組んだ地形と南に広がる海は敵の攻撃や侵入を防ぎやすく、気候も温暖で、国を統治する条件に恵まれていました。鎌倉といえば源頼朝が開いた鎌倉幕府が有名ですが、実はここには、源頼朝が幕府を開く12世紀末以前からの歴史的遺跡が多くあります。現在の鎌倉は、都心から電車で1時間程度と気軽に足を伸ばせる歴史ある街として、国内外から多くの観光客を集めています。しかしその一方で、鎌倉でも全国の人口構成と同じく高齢化が進んでいます。それとともに、今後の医療・ケアの在り方も変化していくことが推測されます。鎌倉という一つの地域について学び、そこで暮らした人々への理解を深めることで、地域住民に寄り添うこころを育み、医療に役立てることがこの科目の狙いです。鎌倉の歴史・地域性を語る上で欠かせない禅宗を理解するために北条氏が創建した建長寺、円覚寺などへの参拝が推奨されたり、明治時代以降の「鎌倉文士」を理解するために鎌倉文学館の見学が求められたり、時には抹茶や和菓子、茶道などにふれて鎌倉の食文化・喫茶文化を学んだりと、授業は鎌倉を五感で体験するような内容。最終の実習では鎌倉五山の一つ建長寺を訪れ、坐禅の実践体験をします。鎌倉の成り立ち、歴史と文化をはぐくんだ先人たちの人間像、生活像を知り、鎌倉の歴史と文化への理解を深めることは、ひいては日本人の生活様式や物事の考え方の基盤を知ることにもつながります。人々に寄り添う医療者として、今後の日本の在りようを考えるヒントになるような授業です。

ADOCアプリの開発東京工科大学 医療保健学部

作業療法における意思決定をサポートするアプリを開発 友利幸之介 准教授
東京工科大学 医療保健学部
患者さんと作業療法士の意思決定を支えます

リハビリテーションと聞くと、一般的には“身体の機能を回復させること”だという認識が圧倒的に多いのが現状です。ですが、リハビリテーションの本来の目的は、“その人らしく生きられるようになること”です。そうした患者さんが抱くリハビリの認識と、作業療法士がめざす目的のズレを修正し、本来の目的を達成するためには、事前に十分な説明をすることが欠かせません。その説明をするにあたり、患者さんと作業療法士双方のコミュニケーションをサポートするアプリとして研究・開発したのが、東京工科大学医療保健学部作業療法学科の友利幸之介准教授が開発した『ADOC』。このアプリでは、イラストを選びながら運動機能の目標や重要度などをすり合わせることができるため、患者さんの意思を汲んだリハビリが可能となっています。現在は日本語版がリリースされているほか、英語版も作成中です。また、中国やニュージーランドの作業療法士からも、『ADOC』を使ってリハビリを進めたいという依頼がきています。これらの研究には学生も関わり、海外版の制作準備が進んでいます。

看護総合演習東京慈恵会医科大学

入学から卒業まで一貫して、自分の成長を実感しながら学ぶ
東京慈恵会医科大学
看護に必要な主体的学修能力、課題解決能力、パートナーシップや臨床倫理姿勢を獲得する

看護学科で4年間を通して開講される「看護総合演習」。学祖である高木兼寛の「病気を診ずして病人を診よ」という人間愛の精神と、「医師と看護師は車の両輪の如し」というチーム医療の精神をベースに、看護を学ぶ上でのさまざまな能力の獲得を目指しています。1年次は「自分をみる、他者をみる」、2年次は「看護の対象をみる」、3年次は「看護の技術(わざ)をみる」、4年次は「看護の役割をみる」をテーマに、常に自分自身と向き合いながら、看護を追求していきます。ユニークなのは、この「常に自分自身と向き合う」という部分で、学生は自分の描くビジョン(こうなりたいという将来像)と目標(ゴール)をeポートフォリオ上に設定し、ときにそれを修正しながら、“成長する自分史”を形成していきます。授業の形態も、講義・演習のほか、グループワーク、外部団体の模擬患者さんの協力のもと行われるロールプレイや臨床能力試験、医学科学生との臨床倫理演習など、バラエティに富んでいます。これらを通して学生は、チーム医療やパートナーシップを軸に、主体的に学び自己研鑽を続ける能力を身につけていきます。このことは、生涯にわたって大きな財産となることでしょう。卒業時には、学生1人ひとりに、この自分史を記録したUSBが配布されます。また優秀なポートフォリオを作成した学生には、学長より賞が贈られます。

伊藤嘉章研究室東京情報大学

生体情報処理技術で地域医療・看護の未来を創る
東京情報大学
情報技術×看護で、これからの地域医療を支えるリーダーを育成

「2025年問題」という言葉をご存知でしょうか? 団塊の世代(戦後の1947~1949年に生まれた第1次ベビーブーム世代)約800万人が2025年に75歳を迎え、日本の人口構成が1人の高齢者を1人若者が支えなければならない状況になるというものです。その2025年に備えて、医療・介護・福祉などの整備が日本の急務となっています。また、看護のあり方も、増え続ける医療費や病院の病床不足などの問題を解決するべく、「病院から在宅へ」、訪問看護や遠隔介護といった地域ケアに重点を置いたものに変わっていこうとしています。東京情報大学遠隔看護実践研究センターは、遠隔看護(テレ・ナーシング)の分野において日本の先駆けといえる施設。そこで「看護情報学」「生体医工学」などを研究しているのが看護学部助教授の伊藤嘉章先生です。看護師は患者さんの健康状態を把握するために体温、血圧、脈拍などといったバイタルサイン(生命徴候)を観察します。その測定をより速く、より正確にできるように、さらには遠隔からでもそれらを把握できるようにしていけば、患者さんの異変や健康状態の悪化などがあってもリアルタイムに把握し、往診または遠隔診療ができるようになるのです。情報処理の技術を用いて、訪問看護師と医師が連携して患者さんをケアする遠隔介護システムを構築すれば、これからの地域医療で主流となってくる訪問看護を充実させるための大きな力とすることができるのです。そのためには、看護の知識・技能に加え、情報を正しく扱えるスキルも必要となります。情報×看護で、地域医療を中心となって支える人材となる。そんな夢を持っている方を歓迎します。

国家試験対策授業東洋公衆衛生学院

実績のある教員陣による徹底指導
東洋公衆衛生学院
臨床検査技術学科の国家試験対策合宿 診療放射線技術学科の集中勉強会

東洋公衆衛生学院は、国家試験に向けた対策に絶大な自信を持っています。臨床検査技術学科の臨床検査技師国家試験合格率は10年連続100%(全国の合格率は令和2年度で71%)、診療放射線技術学科の診療放射線技師国家試験合格率も例年全国平均を大きく上回り、令和2年度は98%(全国の合格率は82%)と、全国トップクラスの合格実績を誇ります。本学は、医師や臨床検査技師だけではなく、学会などで認定をしている認定医師、認定技師などの資格を有した確かな実力を備えた教員陣が、早朝補講や放課後の個別授業など学生たちのやる気に全力で応えています。また、教員全体の約半数が本学の卒業生でもあります。「自分たちもこの学校で、この教室で、現在の在校生と同じように苦労して、先生に助けてもらって頑張ってきた…」そんな想いをもつ先輩たちでもあるのです。学生の気持ちを良くわかっており、なんとしても国家試験合格させてあげたいと強い気持ちで教育に臨んでいます。

精神機能 作業療法評価学目白大学

作業療法士として活躍する力を養う
目白大学
PBL(問題解決型学習)の効果は絶大!

精神作業療法は、病気や障がいによって「生活のしづらさ」を抱える方々に対し、心と身体の両面からバックアップするための治療プログラムです。スポーツ、音楽、創作活動や料理など、趣味や生活に関連した活動を通し、よりその人らしい生活を取り戻していただく手助けを行います。この「精神機能作業療法評価学」の授業では、講義、実習、グループワークを通じて身体機能検査・測定の意義、評価方法を理解し、最終的には、評価から具体的な治療目標を設定できるようにします。大きな特徴は、学生の主体的な学びを重視するPBL(問題解決型学習)を導入していること。提示された課題やテーマに対して、グループで解決の方法を調査、検討、発表し合いながら授業を進めていきます。自分で導き出した解決策を仲間と議論することで、知識の定着とともに、問題解決能力やチームワーク、プレゼンテーション能力など、実社会で役立つスキルも身につけることができます。この授業を担当するのは、目白大学 保健医療学部 作業療法学科の准教授である佐藤佐和子先生。いつも素敵な笑顔を絶やさず、丁寧な指導を行っていて、学生からも慕われています。学生がよく分からないことなどに対しても、授業の内外を問わず、気軽に質問や相談に応じている佐藤先生。未来の作業療法士の育成に力を注いでいます。